海苔の恵みと健康

海苔の美味しさのヒミツ

のり
のり
三大栄養素
旨み

 海苔は他の食物からの栄養も摂取する事等から、1日に2枚食べると健康に良いとされています。
しかも旨み成分であるグルタミン酸(昆布の旨み成分)、イノシン酸(鰹節の旨み成分)、グアニル酸(椎茸の 旨み成分)を含んでいますので美味しく食べて健康にも一役買えるというわけです。
アンチエイジング効果も高く傷んだ血管の修復作用もあるので健康に美容にまさに優秀な食品と言えるでしょう。

美味しいだけじゃなく、健康にも

EPAの効果

(エイコサペンタエン酸)青魚などに多く含まれている成分でのりにもEPAが含まれています。

健康

タウリン:血管を丈夫にし、心臓病のリスクを減らします。 心臓の機能を回復させる可能性を秘められます。
葉酸:母体の中で赤ちゃんの臓器を作る時に必要とされます。
ビタミンA :ほうれん草45g相当、成長期の子供が1日に必要とする分量とされています。
ビタミンC:海苔に含まれるビタミンCは熱に強いといわれています。
鉄分:貧血予防、海苔5枚=ほうれん草1束分に相当といわれてます。
食物繊維:1/3が食物繊維、便秘解消に良いとされています。
カルシウム:ストレスの解消に良い、神経や血液などにも働くといわれています。

EPA(エイコサペンタエン酸)とは?

EPAは健康に欠かせない必須脂肪酸で、体内の血液のめぐりをスムーズにします。国際的にはIPA(イコサペンタエン酸)と呼ばれることもあります。血液の流れが滞ると、酸素と二酸化炭素、栄養分と老廃物などの交換がうまく行われなくなり、体のあちらこちらに不具合が出ます。血流が悪くなると体の機能が低下するとともに、血圧が上昇し、血管がつまったり、破裂したりするリスクが高まります。そのような症状を阻止するのがEPAです。

海苔には9種類のアミノ酸が含まれています

海苔は低カロリーでミネラルなどが豊富に含まれた食品として知られています。
特にタンパク質が多く含まれ全体の40%ほどにもなります。必須アミノ酸が9種類含まれた良質なタンパク質と言えます。
ビタミン類も多く含まれています。ビタミンCは特に多く、210mg含有しています。これはレモンの2倍ほどにもなります。
葉酸が多い食品にはほうれん草やアスパラガス、レバーなどがありますが、海苔はその中でも特にに多く含まれ、1900μg含有しています。この葉酸は貧血との関わりが大きく、不足すると赤血球が作られにくくなるといわれています。また妊娠中の胎児の臓器の形成に深く関わっています。 その他にも食物繊維は100g中36g含まれ、キャベツの20倍にもなります。βカロテンやカルシウムも非常に豊富です。

海苔の栄養成分表

焼海苔100g当たり 1枚は約3g

エネルギー:297kcal
タンパク質:41.4g
脂質:3.7g
炭水化物:44.3g
食塩相当量:1.3g
日本食品標準成分表2020年版(八訂)より